三十一歳の営業マンEさんは二年前に一度転職している。そのときのEさんの動機は、少々不純なものだった。「前の転職は、見栄だけが先行して、本当のところを見失ってました」というのもEさん、それまでは中堅サービス業の営業をしていたが、五年ごとにある同窓会がきっかけで転職をしたのだった。「高校の同窓会が五年に一回あるんです。うちの高校は大阪でもかなりの進学校で、みんなけっこう名の通った企業に勤めてるわけです
見栄だけが先行した転職... の続きを読む
流動性の観点から、常に取り上げられるのはアメリカの雇用システムであり、これに倣って雇用の安定よりも転職の自由を追求すべき、といった議論である。しかし、これはあまりの短絡だ。アメリカの雇用システムにおいてもその基本は内部労働市場であり、そして内部労働市場型の雇用システムとして見る限り、アメリカ型に対する日本型の優位は失われていない。少なくともその機能連関がもはや成り立たないといった事態に陥っているわ
雇用の安定より転職の自由を追求という議論は短絡的... の続きを読む
フリーターを含め若年雇用の不安定化は、日本経済にとってネガティブな影響を与えることになる。すでにいろいろなことが言い尽くされているが、将来の問題として、若年層の職業教育・訓練などが充分に行われなければ、今後の日本経済の生産性は低下するだろう。また、フリーターや若年無業者の増大は、所得面での制約から、独身者の増加や未婚率の上昇につながる。このことは、現在問題になっている少子化をより一層加速させる。こ
社会的に居場所のない若者たち... の続きを読む
不況期には、人事制度などを安易に変更しない、ということも重要なポイントになる。制度をつくったり、変更したりするのは、状況が落ち着いてからで十分である。不況下での制度変更は長期の視点によって行われないことが多く、景気が回復すればまた変更しなければならないことになる。多くの場合、不況下の制度変更は従業員の不安を増大させて終わるものなのだ。それよりも、不況期に考えなければならないのは、「制度に、真の意味
いたずらに制度をいじらない... の続きを読む
アルバイトには様々な形態がありますが、日雇いアルバイトについて書かせていただきます。長期契約のアルバイトの方が自給的にも高く、安定して高い総額で稼げるでしょうが、短期的にちょっとお金を多く稼ぎたいときに日雇いにも応募してみるのはアリだと思います。私はかつて時給が高いが勤務時間がそれほど長くない長期アルバイトをしていた頃に、まとまった金が必要となったので工場での日雇い仕分け作業に参加したことがあるの
日雇いアルバイトについて... の続きを読む